たるんだ頬は戻らないは誤解!正しいセルフケアや美容施術で理想の顔へ

「たるんだ頬はもう元に戻らない」と感じて、鏡を見るたびに気分が沈んでしまうことはありませんか?
頬のたるみは加齢だけでなく、生活習慣やセルフケアの方法など、さまざまな要因が重なって起こっているのです。しかし、原因にあわせて適切なアプローチを行えば、見た目の印象をすっきり整えることは十分に期待できます。
本記事では、たるみの根本的な原因、正しいセルフケアのポイント、美容医療による具体的な改善方法までわかりやすく解説します。「若々しい印象を取り戻したい」「今のケアで合っているか知りたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
「たるんだ頬は戻らない」は間違い!正しいケアで改善は見込める

顔のたるみ、とくに頬のたるみは、年齢を重ねるにつれて多くの方が抱えるお悩みの一つです。「一度たるむと、もう元には戻らないのでは…」と不安に感じ、何をしても意味がないと諦めてしまう方も少なくありません。
しかし、頬のたるみは必ずしも元に戻らないものではなく、美容施術や正しいセルフケアを組みあわせることで、若々しい印象を取り戻すことは十分に可能です。
では具体的にどのような方法で改善が期待できるのか、まずはたるみの原因や仕組みからわかりやすく解説していきます。
頬のたるみはなぜ起こる?原因と仕組み

頬のたるみは、単一の原因ではなく複数の要因が組み合わさって進行します。代表的な原因として考えられるのは、以下の4つです。
- 【皮膚の弾力低下】ハリを失うことで頬が下がる
- 【皮下脂肪の変化】増減や下垂でたるみが悪化する
- 【SMAS筋膜のゆるみ】顔の土台からたるみを招いている
- 【骨格の変化】骨萎縮でたるみが際立っている
具体的にどのような要因が関係しているのか、医学的な変化も踏まえて、順番に解説します。
【皮膚の弾力低下】ハリを失うことで頬が下がる
皮膚の弾力が低下すると、肌を支える構造を保てなくなり、たるみとして現れます。
とくに肌のハリを支えるコラーゲンやエラスチンといった成分が年齢とともに減少すると、皮膚の構造がゆるみ、たるみやすい状態に変化します。加えて、紫外線によるダメージや乾燥もこれらの成分を破壊し、肌の老化を加速させる大きな要因の一つです。
また、肌の新陳代謝(ターンオーバー)が乱れることで古い角質が蓄積し、新しい細胞の生成が滞ると、コラーゲンやエラスチンの産生も低下し、たるみが進行しやすくなります。
このように、肌表面から深層までの変化が重なり合うことで、頬のたるみが目立ってくるのです。
肌の弾力を支える主要成分の役割
肌の弾力を支える主要成分は、主にコラーゲンとエラスチンです。
コラーゲンは、真皮層の約70%を占める繊維状のタンパク質で、肌へハリをもたらし、構造を支える土台のような役割を担っています。網目状にしっかりと結びつくことで、肌にピンとした張りを与える構造を保っているのが特徴です。
一方、エラスチンはコラーゲン同士を結びつけ、肌を引っ張ったあとに元に戻すバネのような働きを担っています。肌の柔らかさや弾力を保つためには欠かせない存在です。
コラーゲンやエラスチンは、肌のハリや弾力を保つだけでなく、表皮を下から支える土台の役割も担っています。これらが減少すると肌を支える力が弱くなり、たるみが生じやすくなります。
【皮下脂肪の変化】増減や下垂でたるみが悪化する
皮下脂肪の量や位置の変化も、頬のたるみに大きく影響します。年齢を重ねると、脂肪を支えている部分がゆるみ、重力に引っ張られて下の方へ移動しやすくなるためです。
その結果、頬がこけて見えたり、口元の脂肪がたまりやすくなり、いわゆる「ブルドッグ顔」のような輪郭になることもあります。
さらに、急に太ったり痩せたりすると、脂肪の形や位置そのものが変化します。太ったときに伸びた皮膚は、痩せたあと元の状態に戻りにくく、結果としてたるみが残るのです。
反対に、急激な減量では脂肪が減りすぎて頬がこけ、実年齢より老けた印象につながることも少なくありません。
脂肪の増減と重力が与える影響
皮下脂肪が急に増えると、脂肪細胞は風船のように大きくふくらみ、それに引っ張られる形で皮膚も伸びていきます。このとき、内部のコラーゲンやエラスチンといった線維組織が引き伸ばされ、太さや並び方が乱れた状態に変わっていきます。
その後に体重が減っても、伸びた線維が元の形に戻りにくいため、皮膚は「しぼんだ風船」のようにたるみとして残りやすくなるのです。
さらに、加齢によってコラーゲンやエラスチンの量自体が減ることで、皮膚を支える力がいっそう弱くなり、たるみが進んで見えるようになります。
【SMAS筋膜のゆるみ】顔の土台からたるみを招いている
SMAS筋膜は、皮膚や脂肪、表情筋を支える「顔全体の土台」のような組織です。加齢によってこの筋膜がゆるむと、皮膚や脂肪を支える力が弱まり、頬やフェイスラインが下がって見える原因になります。
とくにSMASのゆるみは深い層で起こるため、ほうれい線やマリオネットラインが深くなる原因にもなり、セルフケアでは改善が難しい「深いたるみ」につながりやすいのが特徴です。
SMAS筋膜がゆるむ要因と加齢の関係
SMAS筋膜がゆるむ主な理由は、加齢とともに筋膜そのものが薄く弱くなるためです。
SMASはコラーゲンやエラスチンといった線維で構成されていますが、年齢を重ねるとこれらの線維が減少したり変性したりすることで、厚みを保てなくなります。
結果として、SMASの支える力が弱まり、顔全体の土台がゆるんで、頬やフェイスラインの深いたるみにつながっています。
【骨格の変化】骨萎縮でたるみが際立っている
加齢による顔の骨格の変化も、頬のたるみを際立たせる大きな原因の一つです。
30代後半から40代になると、顔の骨密度はゆるやかに低下し始め、少しずつ骨が痩せていきます。
骨は、SMASや脂肪・皮膚をその下から支える「フレーム」のような存在です。このフレームが縮んでいくと、その上にある組織の位置関係が変わり、皮膚や脂肪に余りが出たように見えて、結果的にたるみが強調されてしまいます。
目元、頬骨、顎周りはとくに変化が起こりやすい部位で、骨が痩せることでボリュームが失われ、たるみがより目立つ形で現れることがあります。
加齢によって骨が萎縮する理由
加齢によって顔の骨が萎縮するのは、主に骨密度の低下と骨代謝のバランスの変化が関係しています。若い頃は、骨の「作られる量」と「吸収される量」がほぼ均等に保たれていますが、年齢を重ねるにつれて、吸収の働きが優位になり、徐々に骨が痩せていくのです。
とくに女性は、閉経後に女性ホルモンが急激に減少する影響で、骨密度が急速に低下しやすくなる傾向があります。顔の骨が痩せると輪郭の支えが弱まり、立体感が失われることで、頬のこけやほうれい線もいっそう際立って見えやすくなります。
日常生活に潜むNG習慣

日常生活における何気ない習慣が、知らず知らずのうちに頬のたるみを悪化させる原因になっている場合もあります。とくに次のような習慣は、肌の老化やたるみを加速させる原因になりやすいと言われています。
- 紫外線対策をしていない
- 姿勢が悪い
- 食生活の偏りや急激なダイエット
具体的にどのようなポイントがたるみを助長させているのか、順番に解説します。
紫外線対策をしていない
紫外線は、肌の老化を進める大きな原因のひとつです。とくにUV-A波は肌の奥まで届き、コラーゲンやエラスチンといったハリを支える繊維をじわじわと傷つけてしまいます。
日焼け止めを塗らない、帽子や日傘を使わないといった習慣は、知らず知らずのうちに肌へダメージを蓄積させてしまいます。
また、曇りの日や室内でも紫外線はガラスを透過して肌に届くため、油断は禁物です。
姿勢が悪い
スマートフォンやパソコンの使用が日常的になった今、猫背やストレートネックといった姿勢の乱れが、顔のたるみに影響しているケースが増えています。とくに長時間うつむいたような姿勢は、首や肩の筋肉を緊張させ、血流を悪化させる原因となり、顔のむくみや老廃物の蓄積につながります。
むくみが続くと、皮膚や皮下組織に余分な重さがかかり、重力の影響を受けやすい状態になるため、頬がたるんだように見える原因となるのです。
食生活の偏りや急激なダイエット
栄養バランスの乱れは、肌のハリや弾力に大きな影響を与えます。
肌の再生に欠かせないタンパク質・ビタミン・ミネラルなどが不足すると、コラーゲンやエラスチンの生成がうまく行われず、たるみやすい肌状態を招きます。とくに、抗酸化作用のあるビタミンC・E、そして肌の土台をつくるタンパク質は意識して取り入れたい栄養素です。
また、短期間で大幅な体重減少を目指す急激なダイエットや繰り返すリバウンドは、肌が伸縮を繰り返して弾力を失い、たるみやすい肌質になってしまう可能性もあります。
自己流ケアは逆効果!間違った方法が頬のたるみを加速させる

頬のたるみを改善しようと、自己流のマッサージや表情筋エクササイズに取り組んでいる方も多いかもしれません。しかし、やり方を誤ると、たるみを改善するどころか、かえって悪化させてしまう恐れがあります。
とくに注意したいのが、肌を強くこすったり引っ張ったりするマッサージです。過度な摩擦は、肌のバリア機能を傷つける原因になり、炎症や色素沈着を招くリスクも伴います。さらに、真皮層にあるコラーゲン繊維がダメージを受けると、肌の弾力が失われ、たるみが進行しやすくなります。
また、自己流の表情筋トレーニングにも注意が必要です。特定の筋肉ばかりを鍛えることで、表情のバランスが崩れ、不自然なシワができたり、かえってフェイスラインがゆるんで見えるケースもあります。
インターネットやSNSで見かける情報の中には、根拠のあいまいなものも多く含まれています。正しい知識がないまま続けてしまうと、効果が出ないどころか肌トラブルを招くこともあるため、正しい方法で行うようにしましょう。
正しいセルフケアの方法

では、頬のたるみを予防・改善するためには、どのようなセルフケアを行えばよいのでしょうか。
日常生活で取り入れやすいケアを、以下の3つに分けて紹介します。
- 表面ケア|日々の保湿と紫外線対策でたるみを予防
- 内側ケア|栄養バランスと表情筋エクササイズで支える
- セルフケアだけでは届かない深いたるみには美容施術がおすすめ
表面ケア|日々の保湿と紫外線対策でたるみを予防
頬のたるみを防ぎ、進行を少しでもゆるやかにするには、毎日のスキンケアがとても重要です。なかでも保湿と紫外線対策は、肌の弾力を守るための基本ケアとして欠かせません。
肌が乾燥するとバリア機能が弱まり、外からの刺激を受けやすくなります。その結果、コラーゲンやエラスチンといった肌のハリを支える成分がダメージを受けやすくなるためです。
スキンケアでは、化粧水や美容液でたっぷりと水分を与えたあと、乳液やクリームでうるおいを閉じ込めることが大切です。ヒアルロン酸やセラミド、グリセリンなど、水分保持力が高い保湿剤を選ぶようにしましょう。
また、紫外線は肌のハリや弾力を低下させる大きな要因です。一年を通して日焼け止めを塗り、帽子や日傘も取り入れながら、しっかりと紫外線を防ぐよう心がけましょう。
肌表面のケアを毎日丁寧に続けることで、たるみの進行を防ぎ、若々しい肌を保ちやすくなります。
内側ケア|栄養バランスと表情筋エクササイズで支える
たるみを改善するには、肌の表面だけでなく、体の内側からのケアも欠かせません。栄養バランスの取れた食事習慣に切り替え、肌の健康を保てるようにしましょう。
とくに意識したいのが、良質なタンパク質・ビタミンC・ビタミンE、そして亜鉛などのミネラルです。
タンパク質は肌の土台を支える材料になり、ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせません。ビタミンEには酸化を防ぐ働きがあり、亜鉛は肌の代謝を助けてくれるため、意識して摂取するようにしましょう。
同時に、表情筋を使ったエクササイズも取り入れることで、たるみの予防や改善が期待できます。顔の筋肉をしっかり動かすことで、筋肉が引き締まり、フェイスラインがすっきりして見えるようになります。
ただし、自己流でやりすぎると、シワが増えたり、一部の筋肉だけが発達してバランスが崩れるおそれもあるため注意が必要です。そこで、基本的なエクササイズのやり方をご紹介します。
| <表情筋エクササイズ> 1. 口角を斜め上に上げて「イ」の形で4秒キープ。 2. 唇を突き出し「ウ」の形で4秒キープ 3. 再び「イ」の形で4秒キープ 4. 1~3を1日3セット程度行う |
続けやすい簡単なエクササイズなので、日々のスキンケア・紫外線対策・食事習慣の改善とあわせて取り入れてみてください。
セルフケアだけでは届かない深いたるみには美容施術がおすすめ
毎日のセルフケアは、たるみの予防や軽い症状の改善には十分役立ちます。ただ、肌の奥にある「SMAS筋膜」のゆるみや、骨格の変化によって起こる深いたるみとなると、自力のケアだけでは限界を感じることもあるはずです。
そんなときは、美容施術を選択肢に加えてみるのもひとつの方法です。専門的な施術であれば、肌の表面だけでなく、たるみの原因となっているSMAS筋膜や皮下組織、さらに骨格の状態まで考慮したアプローチを行えます。
具体的にどのような美容施術で頬のたるみ改善が期待できるのか、次の章から詳しくご紹介していきます。
たるんだ頬はたるみ治療で根本改善が期待できる

当院では、「たるんだ頬はもう戻らないの?」とお悩みの患者様に対し、原因にあわせて以下のような施術をご提案しています。
- バーティカルリフト|深いたるみや頬コケの改善
- ヒアルロン酸注入|陰影を整え自然な立体感へ
- 脂肪注入|ボリューム減少によるたるみを緩和
具体的にどのような施術なのか、当院で実際に行った症例写真とあわせてご紹介します。
バーティカルリフト|深いたるみや頬コケの改善

バーティカルリフトは、頬のたるみの原因となる靭帯のゆるみや、皮膚・脂肪の下垂に直接アプローチできる施術です。
ほうれい線の上に位置する「ナゾラビアルファット」を垂直方向へ引き上げることで、凹凸を緩和させ、深いたるみや頬コケの改善が期待できます。
頬のたるみは、皮膚だけの問題ではなく、脂肪が支えを失って下がることで高低差が生まれ、ほうれい線や頬コケも強調されるのが特徴です。バーティカルリフトでは、この下垂した脂肪をまとめて持ち上げるため、脂肪量が少ないタイプや多いタイプのどちらにも対応しやすく、幅広い頬のたるみタイプに効果が期待できます。
さらに、糸をS字ラインで挿入するため、横方向に引っ張られる従来の糸リフトとは異なり、平坦な「ヒラメ顔」になりにくい点もメリットです。頬の丸みを保ったまま立体的に引き上げられるため、自然で若々しい印象に近づきやすくなります。
とくに「複数の悩みをまとめて改善したい」「頬のたるみをしっかり引き上げたい」とお悩みの方におすすめです。

バーティカルリフトでたるんだ頬をすっきりと整えた症例

| 施術内容 | バーティカルリフト+ヒアルロン酸ボルベラ1cc唇+ヒアルロン酸ボラックス1cc貴族部位+人中ボトックス+口角ボトックス |
| 施術料金 | ・バーティカルリフト 定価:¥248,000/モニター:¥218,000 ・ヒアルロン酸ボルベラ1CC唇 定価:¥74,800/モニター:¥69,800 ・ヒアルロン酸ボラックス1CC貴族部位 定価:¥74,800/モニター:¥69,800 ・人中ボトックス ¥3,600 ・口角ボトックス ¥2,400 ・施術料 ¥10,000 (すべて税込・麻酔込み) |
| 副作用・リスク | 腫れ、内出血、突っ張り感、痛み、引きつれ、針穴程度の傷跡、感染、アレルギー反応、血流障害、知覚鈍麻等 |
| 完成目安 | 1ヶ月程度 |
こちらの症例写真は、「バーティカルリフト」「ヒアルロン酸注入」「ボトックス注射」を併用して、たるんだ頬を改善した患者様のケースです。
頬から口元にかけてたるみが緩和され、若々しい印象に変化しているのが確認できます。たるみ部分はバーティカルリフトでしっかり引き上げ、ボリュームが不足している部分はヒアルロン酸注入で補っています。
また、ヒアルロン酸注入の効果を持続させるために、ボトックスで一時的に筋肉の動きを制限しており、いっそうなめらかなラインに仕上がっているのもポイントです。
ヒアルロン酸注入|陰影を整え自然な立体感へ

ヒアルロン酸注入は、加齢によって頬の厚みが減り、影やくぼみが目立つタイプのたるみに適した施術です。
年齢とともに皮下脂肪や骨が痩せると、頬の中央が凹み、ほうれい線やマリオネットラインが深く見えやすくなります。こうした中顔面のボリューム不足が原因でたるみが強調されている場合、失われた厚みを補うことで、たるみの印象を緩和する効果が期待できます。
気になる部分にヒアルロン酸を注入することで、自然なふくらみが生まれ、立体感のある顔立ちに近づけるのが特徴です。ただし、ヒアルロン酸は少しずつ体に吸収されていくため、理想の状態を維持するには定期的なメンテナンスが欠かせません。
とはいえ、メスを使わない施術のためダウンタイムが短く、施術直後から変化を実感しやすい点は大きな魅力です。美容整形が初めての方でも手軽に受けやすく、ナチュラルに仕上げたい方に向いている選択肢といえるでしょう。

ヒアルロン酸注入で頬の凹みを改善し輪郭をなめらかに整えた症例

| 施術内容 | ヒアルロン酸注入 |
| 施術料金 | ヒアルロン酸注入 1cc 定価: ¥29,800〜¥74,800/モニター:¥24,800〜¥69,800 |
| 副作用・リスク | 痛み、浮腫み、内出血、発赤、熱感、つっぱり感、色素沈着、腫れ、硬結、拘縮、知覚鈍麻などを生じることがあります。 |
| 完成目安 | 2週間程度 |
こちらの症例写真は、「ヒアルロン酸注入」で頬の凹凸やもたつきを改善した患者様のケースです。
もともと頬骨が高い骨格をしていたため、頬のたるみが余計に際立ち、いわゆる「頬コケ」が目立っている状態でした。施術後は頬の凹凸も緩和され、たるんだ印象もしっかり改善されています。
脂肪注入|ボリューム減少によるたるみを緩和

脂肪注入とは、ヒアルロン酸注入と同様にボリュームが不足した部位にふくらみを持たせ、たるみや凹凸の改善を目指す施術です。大きな違いはその持続力にあり、定着した脂肪は10年以上残る点が特長の一つです。
施術では、太ももや腹部などから採取した脂肪を加工し、ボリュームが減少している部位へ丁寧に注入していきます。自身の脂肪を使用するため、アレルギー反応のリスクが低い点もメリットです。
とくに、加齢や体重変動によって頬がこけ、影が強く出ることで老けた印象が際立つケースに向いています。脂肪が生着すると、ふっくらとした厚みが戻り、ほうれい線やマリオネットラインなど、たるみによるシワが目立ちにくくなる効果が期待できます。

脂肪注入でボリュームロスによる頬のたるみを改善した症例

| 施術内容 | 頬のコケ脂肪注入+ほうれい線脂肪注入+高濃度PRP |
| 施術料金 | ・頬のコケ脂肪注入(一部位) 定価:¥168,000/モニター:¥138,000 ・ほうれい線脂肪注入(一部位) 定価:¥98,000/モニター¥68,000 ・採取料 ¥50,000 ・加工料 ¥50,000 ・高濃度PRP 定価:¥178,000/モニター¥148,000 (すべて税込・麻酔込み) |
| 副作用・リスク | だるさ・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱・咳・冷や汗・吸引部の皮膚が硬くなる・凹凸の出現・施術箇所の知覚の麻痺・鈍さ・しびれ・皮膚の色素沈着などを生じる可能性があります。 |
| 完成目安 | 1ヶ月程度 |
こちらの症例写真は、「脂肪注入」と「高濃度PRP」を併用し、頬のたるみを改善しながらフェイスライン全体を整えた患者様のケースです。
もともと遺伝的に頬のボリュームが少なく、加齢とともに影が強く出るようになったことで、ほうれい線の溝も目立ちやすい状態でした。施術後はたるみや頬コケによる凹凸も緩和され、なめらかなフェイスラインに整っています。
また、顔は表情や会話でよく動くため、脂肪が定着しにくいといわれています。そこで今回は、脂肪がなじみやすくなるよう高濃度PRPを併用しました。
なぜ脂肪注入において顔の定着率が低いのか、高濃度PRPの併用メリットも踏まえて、以下の記事で詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。
「たるんだ頬は戻らない」と諦めず自分に合った施術で改善を

年齢とともに頬がたるんでくると、「もう戻らないのでは…」と不安に感じる方も少なくありません。しかし、頬のたるみは原因によって適した施術が異なり、自分の状態に合った方法を選ぶことで、改善が期待できるケースは多くあります。
とはいえ、「何を基準に施術を選べばいいのかわからない」とお悩みの方も多いです。そこで、施術選びの際に注意したい点を、以下の3つにまとめました。
- たるみの進行度や原因にあわせた美容施術を選ぶ
- ダウンタイムやコスト面を考慮して比較
- 信頼できる医師とのカウンセリングで最終的な判断を
具体的にどのような点に気を付ければいいのか、順番に解説します。
たるみの進行度や原因にあわせた美容施術を選ぶ
頬のたるみといっても、その原因や進行度は人それぞれです。肌の弾力低下・SMAS筋膜のゆるみ・皮下脂肪の変化、骨格による影響など、複数の要因が関わっていることもあります。
そのため、「たるんだ頬は戻らない」と諦める前に、まずは自分のたるみがどのタイプなのかを理解することが大切です。
たとえば、軽度のたるみであれば、HIFU(ハイフ)などの照射治療が向いている場合があります。一方で、たるみが進行していたり、頬のコケが強い場合は、バーティカルリフト・脂肪注入・ヒアルロン酸注入といった美容施術が適していることもあります。
自分の状態に合った方法を選ぶことで、より満足のいく仕上がりを目指しやすくなるため、施術選びは慎重に行いましょう。
ダウンタイムやコスト面を考慮して比較
美容施術を検討する際は、効果だけでなくダウンタイムや費用も重要な判断ポイントです。
たとえば、手術を伴うリフトアップ施術は効果が長く続く傾向にある一方で、ダウンタイムも数日から数週間と比較的長めになります。施術内容によっては日常生活や仕事への影響も考慮する必要があるため、スケジュールと照らしあわせて無理のない選択をすることが大切です。
また、費用面も施術内容やクリニックによって差があり、一度の施術でしっかり効果を感じられるものもあれば、定期的なメンテナンスが前提となるものもあります。長期的な視点でコストパフォーマンスを考え、自分のライフスタイルや予算に合った方法を選びましょう。
信頼できる医師とのカウンセリングで最終的な判断を
どんな美容施術でも、最終的な判断は信頼できる医師とのカウンセリングを通して行うことがとても大切です。
医師は顔全体の状態を専門的な視点で見極めたうえで、たるみの原因や進行度を正確に診断してくれます。そのうえで、それぞれの施術法についてのメリット・デメリット・期待できる効果・リスク・ダウンタイム・費用面まで、丁寧に説明してもらえるはずです。
不安な点や気になることは遠慮なく質問し、納得したうえで施術に進むことが何よりも大切です。経験豊富な医師であれば、希望や悩みに寄り添いながら、自然な仕上がりを目指した施術プランを提案してくれるでしょう。
納得のいく結果を得るには、カウンセリングで医師の対応力や信頼性をしっかり確認し、安心して施術を任せられる医師を選ぶことが重要です。
美容施術の効果を長持ちさせるためのポイントと注意点

美容施術でたるみを改善した後は、効果を少しでも長く保ちたいと考える方も多いでしょう。そのためには、施術後の過ごし方や日々のケア、そして必要に応じたメンテナンスが欠かせません。
施術効果を長持ちさせるために意識しておきたい、以下の3つをご紹介します。
- 施術後の正しい過ごし方と注意点
- 効果を維持するための継続的なスキンケア
- 定期的なメンテナンスで理想の状態をキープ
施術後の正しい過ごし方と注意点
施術後の肌はとてもデリケートな状態になっています。効果をしっかり定着させ、トラブルを避けるためにも、過ごし方には注意が必要です。
施術の種類によって異なりますが、一般的には施術直後の激しい運動や飲酒、喫煙は控えるように指示されることが多くあります。血流が促進されすぎると、腫れや内出血が悪化するおそれがあるためです。
また、患部を強くこすったりマッサージしたりするのも避けましょう。とくに糸リフトやヒアルロン酸注入のあとは、糸や注入剤が安定するまでのあいだ、やさしく扱うことが大切です。
不安な点があれば、遠慮せずに医師やクリニックへ確認するようにしましょう。小さなことでも自己判断せず、指示されたアフターケアを丁寧に行うことが、仕上がりにもつながります。
効果を維持するための継続的なスキンケア
美容施術でたるみを改善した後でも、日々の紫外線対策や保湿など継続的なスキンケアは欠かせません。すでに進行しているたるみへアプローチはできても、肌の老化自体を止めることはできないためです。
日焼け止めに加えて、抗酸化成分やコラーゲン生成をサポートする成分が含まれた化粧品を取り入れると、肌のハリを保ちやすくなります。また、肌のターンオーバーを整えるレチノールは刺激を感じる場合があるため、医師と相談しながら使うと安心です。
施術の効果を長くキープするためにも、自宅でのスキンケアを丁寧に続けていきましょう。
定期的なメンテナンスで理想の状態をキープ
美容施術によるたるみ改善の効果は、時間の経過とともに少しずつ変化していきます。理想の状態を長く維持するためには、定期的なメンテナンスを取り入れることが大切です。
ヒアルロン酸注入やボトックス注入は持続期間が限られており、数ヶ月〜1年ごとに再注入が必要になることがあります。どのくらいの頻度でケアを行うべきかは、たるみの状態や仕上がりの希望によって変わるため、医師と相談して決めていくと安心です。
よくある質問
たるんだ頬は本当に自力で戻せないの?
完全に元の状態に戻すのは難しいものの、予防や軽度のたるみであれば、セルフケアでもある程度の改善が期待できます。
とくに、まだ初期段階のたるみやむくみが原因の場合は、表情筋トレーニング・マッサージ・スキンケア・生活習慣の見直しなどで、引き締まった印象に近づけるかもしれません。
ただし、SMAS筋膜のゆるみや骨格の変化、脂肪量の影響が大きい場合は、セルフケアだけでは変化を感じにくくなります。このようなときは、一度カウンセリングを受け、医師に現在の状態を見てもらうようにしましょう。
美容クリニックでのたるみ治療にはどんな種類がある?
たるみ治療には、肌の状態やご希望にあわせてさまざまな方法があります。
当院では、中顔面全体をリフトアップさせる「バーティカルリフト」、失われたボリュームを補う「ヒアルロン酸注入」・「脂肪注入」などをご提供しています。
美容施術の効果はどれくらい持続する?
施術の種類や体質、生活習慣によって効果の持続期間は異なります。
たとえば、ヒアルロン酸注入は半年〜2年程度、糸リフトは1〜2年ほど持続するのが一般的です。脂肪注入やフェイスリフト手術は、より長期間の変化が期待できるケースもあります。
「たるんだ頬は戻らない?」と悩む方はEMMO FACE CLINICへ

「たるんだ頬はもう戻らないかも…」と不安に感じている方は少なくありません。ですが、たるみの原因に合ったアプローチを行えば、改善が期待できるケースも多くあります。
頬のたるみは、筋膜のゆるみや脂肪のボリューム変化、骨格の影響などが複雑に絡み合って生じています。セルフケアは軽度のたるみ改善や予防策としては有効ですが、根本的な改善には至りません。
EMMO FACE CLINICでは、患者様一人ひとりのたるみを丁寧に見極め、お悩みや理想の仕上がりにあわせて最善の施術プランをご提案しています。「頬のたるみが気になり始めた」「自分に合う治療法が知りたい」とお悩みの方は、ぜひ一度当院のカウンセリングにお越しください。
参考文献
1.加齢に伴う皮膚のコラーゲン産生低下
Varani J, et al. “Decreased collagen production in chronologically aged skin.” Am J Pathol. 2006
3.SMAS層の加齢による変化
Freeman M. et al. Age-related changes of the SMAS layer. Dermatol Surg. 2014.
ドイツマーブルグ大学医学部内科外科 留学
北里大学医学部卒 町田市民病院初期研修医
町田市民病院麻酔科
湘南美容クリニック 新橋銀座口院
X CLINIC 大阪院 院長
EMMO FACE CLINIC 開院
EMMO FACE CLINIC 統括院長就任
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