眉下切開はやめた方がいい?デメリットと後悔しないためのポイントを解説

歳を重ねるにつれて、まぶたのたるみや重さが気になってきたとお悩みではありませんか?
「目の上のたるみが気になるけど、眉下切開は傷跡が目立つって本当?」「やめた方がいいと聞くけど、実際はどうなの?」と、施術に対して不安を感じている方も少なくありません。
本記事では、眉下切開のデメリットを踏まえた上で、やめた方がいいと言われている理由について解説しています。期待できる効果や向いている方についても触れていますので、施術を検討している方はぜひご参考ください。
目次
眉下切開とは

眉下切開とは、眉毛の下にある生え際を切開し、上まぶたの余分な皮膚や脂肪を取り除く施術です。
加齢によるたるみはもちろん、脂肪の厚みによる腫れぼったさも同時に軽減できるため、施術後は目が開きやすくなる効果も期待できます。
また、皮膚の垂れ下がりによって黒目が隠れている場合でも、上まぶたが持ち上がることで黒目の見える範囲が広がり、ぱっちりと若々しい印象に近づきやすくなるのも特徴の一つです。
とくに、「加齢とともに目が小さくなってきた」「二重の幅が狭くなってきた」と感じる方におすすめの施術です。
眉下切開で期待できる効果
眉下切開では、次のようなお悩みの改善が期待できます。
- まぶたの腫れぼったさを改善したい
- 上まぶたが重くて目が開けづらい
- 二重のラインが見えにくくなってきた
- 上まぶたの外側だけ垂れ下がって見える
上まぶたの重みによって目元が暗く見えている方は、眉下切開によってまぶたの重さが軽減され明るい印象へと近づきます。
また、まぶたの重みが和らぐことで二重ラインが自然に際立ち、目がぱっちりと見える効果も期待できます。

眉下切開はやめた方がいいと言われる理由・施術のデメリット

眉下切開は、上まぶたの重たさを改善し、若々しい印象に近づける施術の一つです。
しかし、「眉下切開はやめた方がいい」といった声が聞いたことがある方もいるでしょう。
具体的にどのような点がデメリットとして感じられているのか、以下の4つに分けて解説します。
- 傷跡が目立つ可能性
- 左右差や仕上がりの不自然さ
- 変化が少ない
- ドライアイになる可能性
傷跡が目立つ可能性
眉下切開では、眉毛の生え際に沿って切開を行うため、肌の表面に傷跡が残ることを懸念されている方がいらっしゃいます。
結論を先にお伝えすると、切開を行う施術である以上、傷跡がゼロになることはありません。しかし、技術力の高い医師が適切な施術を行い、丁寧なデザインと縫合を行うことでほとんど目立たなくすることは可能です。
とはいえ、どれだけ丁寧な縫合を行っても、患者様の体質(ケロイドなど)によっては、術後3カ月ほど赤みが出る可能性がある点には注意が必要です。多くの場合は1ヶ月程度で赤みが少しずつ薄くなり、やがて白く変化して、最終的にはほとんど分からない状態になります。
ただ傷自体、そもそも月単位・年単位の時間をかけて徐々に薄くなっていくものとなるため長期的な経過をみる必要があります。
なお、EMMO FACE CLINICでは患者様一人ひとりの状態に合わせて、傷跡が眉毛の中に入り込むようにデザインして施術を行っており、傷跡が目立ちにくい仕上がりになるよう工夫しています。
左右差や仕上がりの不自然さ
眉下切開の術後、時間の経過とともに左右差や違和感を覚えるケースがあります。もともと眉やまぶたに左右差がある場合、手術によって皮膚のかぶさりが解消されたことで、その差がより際立って見えるためです。
また、上まぶたのたるみが強い方は、普段から無意識に眉毛を持ち上げて目を開く癖がついているケースも少なくありません。
このような方が術後に上まぶたの重みが軽減されると、眉を上げる必要がなくなり、左右差が新たに目立って見えるようになる場合もあります。これまで過剰に働いていた筋肉の緊張が解け、過緊張のない本来の状態(眉毛が自然な位置に戻った状態)へ変化するためです。
多くの場合、時間の経過とともに筋肉のバランスが安定し違和感は徐々に軽減していくので、過度な心配は必要ありません。
注意点として、日常的な表情の癖が続くと、左右差も改善されず違和感が残る場合もあります。眉毛がどの程度下がるかは個人差があり、術前に予測することは難しいため、軽いたるみの戻りを感じるケースも否めません。加齢による支持靭帯や筋肉の衰えによって、時間の経過とともに再びたるみが生じる可能性もございます。
そのような場合には、再調整を行うことで自然な仕上がりに整えることも可能ですので、お気軽にご相談ください。
変化が少ない
眉下切開はやめた方がいいと言われている背景には、「思ったより大きな変化を得られなかった」と感じる方がいることも関係しています。
とはいえ、眉下切開は皮膚のたるみを取り除き、目元を昔のような若々しい状態へ戻すことを目的としている施術です。二重の幅や目の形状を大きく変化させるような施術ではないため、人によっては変化がないと感じ、やめた方がいいと言われているのかもしれません。
当院においては、より大きな変化を求める患者様へは、二重全切開やたるみ取りの併用をご提案しています。よりぱっちりとした目元や、くっきりとした二重幅をご希望の方は、その旨ご相談ください。
ドライアイになる可能性
眉下切開のデメリットとしてよく挙げられることの多いドライアイは、主に医師の技術不足や術後の一時的な拘縮によって生じるものです。
とくに「大きな変化が欲しい」と過剰に上まぶたの皮膚を過剰に切除したり、強く縫い合わせすぎたりすると、まぶたを閉じるために必要な皮膚の余裕がなくなってしまいます。その結果、まぶたが完全に閉じにくくなり、目の表面が乾燥しやすくなることでドライアイのような症状を感じることがあります。
また、過剰な切除によりドライアイが深刻化すると、最悪皮膚移植が必要になる可能性もあるため、目が閉じにくくならないようデザイン段階で切除量を慎重に見極めることが大切です。
そのため、眉下切開においては経験豊富な医師による丁寧なデザインと、繊細な縫合技術が重要となります。
また、ダウンタイム症状として皮膚のつっぱり感やひきつれを感じる「拘縮」が現れると、傷跡が硬くなるため、一時的に目が開きにくくなる場合もあります。時間の経過とともに傷跡は柔らかく変化して症状も緩和されるため、過度な心配は不要です。
眉下切開が向いていない人と向いている人

眉下切開は、すべての患者様に適応する施術ではありません。
上まぶたのたるみが内側か外側か、またその原因が皮膚・脂肪・筋肉のどこにあるかによって、最適な施術方法が異なります。
【眉下切開が向いている人】
- 上まぶたの外側にたるみが強く出ている
- 脂肪除去後に皮膚余りが懸念される
- 上まぶたにぼてっとした重みがある
- いわゆる三角目になっている
眉下切開は、上まぶたの「外側のたるみ」を改善する施術です。
加齢で上まぶたの皮膚が伸びやすくなると、黒目の中心から外側にかけて広がる浅い脂肪(ROOF)が下垂してきます。この状態が進行するといわゆる三角目になりやすく、上まぶたの皮膚や脂肪が黒目にまで覆いかぶさるため、結果として視界が悪くなるのです。
眉下切開において上まぶたの外側にあるROOFのボリュームが多い方は、眉下切開で同時に切除できるため、視界不良や腫れぼったさといった悩みの改善が期待できます。
一方で、上まぶたの重み(膨らみ)の主な原因が眼窩脂肪のみである場合は、小さな傷跡で改善できる「目の上脂肪取り」が適しています。そのため、当院ではこのようなケースでは眉下切開を無理に推奨していません。ROOFと眼窩脂肪どちらも多い場合には、眉下切開で両方ともの脂肪を同時に切除することができます。
眉下切開が向いていない人のケースは下記の通りです。
【眉下切開が向いていない人】
- 上まぶたの内側にたるみが強く出ている
- 目の開き自体が悪い(眼瞼下垂)ことが原因で瞼のたるみが気になる
- 上まぶたの厚みだけが気になる
- 二重幅がもともと薄い、同時に二重幅を調整したい
眉下切開では、ROOF脂肪を含む上まぶたの外側へアプローチを行うため、内側のたるみの改善に限界があります。目頭側など内側付近のたるみを改善したい場合は、二重全切開やたるみ取りの併用をおすすめしています。
また、まぶたを開けるための筋肉である眼瞼挙筋・ミュラー筋が原因でたるみが生じている方は、これらを処理して目の開きを改善する眼瞼下垂の手術が必要となるため、眉下切開での改善は見込めません。
加えて、眉下切開では二重のデザインや幅の微調整はできないため、理想の二重に近づきたい方は二重全切開や二重埋没法などの二重整形が適しています。
眉下切開では二重が薄い方に対して施術を行うと、より薄くなるリスクがあるため、理想の仕上がりに合わせて適切な施術を選ぶことが大切です。
なお、YouTubeでも詳しく解説していますので、こちらもご覧ください。
眉下切開で後悔しないために知っておきたいこと

眉下切開は患者様の状態によっては、変化が少ないと感じる可能性のある施術です。そのため、中には「やめておけばよかった」と後悔されるケースもゼロではありません。
どのような点に気を付ければ後悔を防げるのか、以下の3つに分けて解説します。
- 眉下切開は劇的な変化ではなく自然な変化を目指す施術
- 複合施術でなりたい姿を目指すのは可能
- 医師との診察でお悩みや理想を相談するのが重要
眉下切開は劇的な変化ではなく自然な変化を目指す施術
眉下切開は「やめた方がいい」と言われることも少なくありませんが、施術において効果がないという意味ではありません。加齢によって下がったまぶたの皮膚を適度に引き上げ、自然な状態に戻しているため、劇的な変化を得ることは難しいのです。
また、切除を伴う以上、一度切ったら元に戻せない施術であるため、多くの医師はまぶたが閉じにくくなるリスクを考慮して控えめな施術を行っています。
EMMO FACE CLINICでも、加齢や術後の経過によってわずかな左右差が生じる可能性を考慮し、一度に大きな変化を求めず、まずは自然な仕上がりになるよう整えています。必要に応じて後日細かな調整を行うことも可能ですので、お気軽にご相談ください。
複合施術でなりたい姿を目指すのは可能
眉下切開で大きな変化は見込めない場合もありますが、施術の併用によって理想とする仕上がりに近づけることは可能です。
たとえば、上まぶた全体のたるみが気になる場合は、二重全切開やたるみ取りとの併用によって、内側部分から外側まで均一にすっきりとした印象に整えやすくなります。
施術で迷われた際は、経験豊富な医師が患者様の状態を見極めた上で適切な施術をご提案いたしますので、お気軽にカウンセリングへお越しください。
医師との診察でお悩みや理想を相談するのが重要
眉下切開は、患者様一人ひとりのまぶたの厚み・脂肪量・筋肉の働きなどを考慮した上で、適正の見極めが必要な施術です。後悔をしないためにも、事前のカウンセリングでは、医師と理想の仕上がりや改善したいポイントを十分にすり合わせることが大切です。
また、まぶたの状態やご希望によっては、眉下切開だけでなく二重整形や脂肪除去などの併用が適している場合もあります。こうした判断は医師の経験や技術力に大きく左右されるため、症例実績が豊富なクリニックで相談することをおすすめします。
当院の眉下切開の特徴3選

EMMO FACE CLINICでは、患者様一人ひとりの目元の状態や理想の仕上がりに合わせて、
より自然で美しい仕上がりとなるよう、以下の点にこだわっています。
- オーダーメイドで施術内容をご提案
- 個々の目元の状態に合わせたきめ細やかなデザイン
- 傷跡を目立たせない特殊な切開方法「毛包斜切開(もうほうしゃせっかい)」
オーダーメイドで施術内容をご提案
患者様一人ひとりの状態やお悩み、理想とする仕上がりはそれぞれ異なります。
そのため当院では、単に「眉下のたるみ=眉下切開」と判断するのではなく、まぶた全体の状態を丁寧に見極めた上で、最適な施術を組み合わせながら施術を行っています。
状況に応じたROOFや眼窩脂肪の除去、二重整形の併用など、患者様に合わせたオーダーメイドの施術で、より美しい仕上がりに近づけるようこだわっているのが当院の強みです。
個々の目元の状態に合わせたきめ細やかなデザイン
眉毛の形や角度、目と眉の距離感によって、目元の印象は大きく変わります。
EMMO FACE CLINICでは、患者様一人ひとりの二重ラインや眉の形など、顔のバランスを細かく確認しながら、自然で違和感のない仕上がりとなるよう丁寧にデザインを行っています。
傷跡を目立たせない特殊な切開方法「毛包斜切開(もうほうしゃせっかい)」
当院では患者様の負担を少しでも抑えるために、傷跡が目立ちにくい「毛包斜切開(もうほうしゃせっかい)」という方法を採用しています。
従来のように皮膚へ垂直にメスを入れるのではなく、眉毛の下から斜めに切開することで、毛根を傷つけずに施術を行う方法です。
毛根を温存することで、眉毛が途切れたり生え方が不自然になるリスクを最小限に抑え、時間の経過とともに傷跡が自然に目立たなくなる仕上がりを実現しています。
当院の眉下切開の症例写真を紹介

実際に当院で行った眉下切開の症例写真をご紹介します。
case01.眉下切開の症例

| 施術内容 | 眉下切開 |
| 施術料金 | 定価¥398,000 モニター¥348,000 |
| 副作用・リスク | 傷跡、内出血、神経障害、腫れ、左右差、つっぱり等 |
| 完成目安 | 3~6カ月程度 |
こちらの症例写真は、目元の開きを改善するために眉下切開を行った患者様のケースです。
上まぶたの中央から外側に向けて軽度のたるみが見受けられたため、引き上げるように縫合することですっきりとした印象に仕上げています。
また、埋もれていた二重の幅も広がり、ぱっちりとした印象になっているのもポイントです。
case02.眉下切開の症例

| 施術内容 | 眉下切開 |
| 施術料金 | 定価¥398,000 モニター¥348,000 |
| 副作用・リスク | 傷跡、内出血、神経障害、腫れ、左右差、つっぱり等 |
| 完成目安 | 3~6カ月程度 |
こちらの症例写真は、眉下切開で腫れぼったさを改善した患者様のケースです。
ボリューム感の原因となっている余分な皮膚を切除したことで、上まぶたの重さが軽減されています。また、目の開きが改善されたことで、これまで隠れていた黒目がしっかりと見えるようになり、明るく若々しい印象の目元へと変化しています。
眉下切開を「やめた方がいい?」と悩む方から当院が選ばれる理由

眉下切開は、顔全体の印象を左右する繊細な施術です。そのため、「失敗したくない」「傷跡が残るならやめた方がいい?」と不安を感じる方も少なくありません。
EMMO FACE CLINICではそのようなお悩みをお持ちの患者様に対して寄り添い、安心して施術を受けていただける環境づくりに力を入れています。
眉下切開を含めた目元の施術経験・実績が豊富な医師が在籍
当院には、眉下切開をはじめとした目元整形に豊富な経験を持つ医師が在籍しています。
解剖学的構造を熟知した上で、まぶたの厚みや脂肪・筋肉のバランスを適切に見極め、一人ひとりに合ったオーダーメイドの施術をご提案しています。
患者様のお悩みを丁寧にヒアリング
EMMO FACE CLINICは「お客様ファースト」を第一としているクリニックです。カウンセリング時に患者様のお悩みや理想のイメージを丁寧にお伺いし、メリット・デメリットを含めてしっかり施術のご説明をしています。
また、施術前に少しでも不安な点があれば、その都度しっかりと解消に努め、ご納得いただいた上で安心して施術に進める体制を整えています。初めて美容整形を受ける方も、どうぞ安心してお越しください。
施術後の不安に寄り添った充実したアフターケア
腫れや内出血といったダウンタイム症状に不安を感じ、施術に踏み切れない患者様も少なくありません。EMMO FACE CLINICでは、そのような不安を少しでも緩和できるよう、術後のフォロー体制にも力を入れています。
抜糸や経過チェックの際には、傷の治り具合や左右差の有無を細かく診察し、必要に応じて適切なケアやアドバイスを行っています。患者様が安心して完成を迎えられるよう、「施術をして終わり」ではなく、その後の経過までしっかりサポートしますのでご安心ください。
眉下切開はやめた方がいいか悩む方は当院へご相談を

眉下切開が「やめた方がいい」と言われる背景には、思ったより大きな変化を得られなかったという声や、傷跡が目立つのではないかという不安が挙げられます。
施術そのものの問題ではなく、医師の技術力や術式の選択によって結果が左右されているケースがほとんどです。
EMMO FACE CLINICでは、まぶた全体の脂肪量や皮膚の状態を丁寧に見極め、一人ひとりに最適なデザインと術式を組み合わせて施術を行っています。
術後の経過やダウンタイムに不安を感じる方にも安心していただけるよう、丁寧なアフターケア体制を整えていますので、お気軽にカウンセリングへお越しください。
金沢大学 医薬保健学域 医学類 卒業
国立国際医療研究センター 初期臨床研修
国立国際医療研究センター 外科専攻医
榊原記念病院 心臓血管外科
大手美容外科 院長
都内美容外科
EMMO FACE CLINIC
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