【症例付き】顎下の脂肪吸引のダウンタイムの経過を医師が解説!

顎下の脂肪吸引に興味はあるものの、ダウンタイムが不安な方もいらっしゃるでしょう。脂肪吸引後は、痛みや内出血、腫れやむくみなどのダウンタイムの症状がみられます。
しかし、施術後徐々に落ち着いていき、1ヶ月ほどでほとんど気にならなくなる方がほとんどです。症状が見られなくなってから、完全に仕上がるまでには3〜6ヶ月ほどかかるケースが多いです。
本記事では、顎下の脂肪吸引のダウンタイムの経過を、医師がわかりやすく解説します。また、当院で実際に施術を受けられた患者様の症例についてもご紹介します。ダウンタイムが気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
顎下の脂肪吸引とは

顎下の脂肪吸引は、顎下の余分な脂肪を取り除き、すっきりとしたフェイスラインに整える施術です。気になる箇所にピンポイントでアプローチできるため、効果的にお悩みの改善を目指せます。
施術ではカニューレという吸引管を使い、患者様の脂肪や皮膚の状態に合わせて丁寧に吸引します。施術後はリバウンドしにくくなる点が大きなメリットです。
そもそも脂肪が増えるのは、脂肪細胞の数が増えるからではなく、脂肪細胞のなかに余分なエネルギーが蓄えられて膨らむため(水風船が膨らむイメージ)です。脂肪細胞の数は成長期をすぎると大きく変わらないと言われているため、脂肪吸引で脂肪細胞の数を減らすと、リバウンドもなく減量できます。
特に、顎下は顔のなかでも脂肪がつきやすく、すぐフェイスラインを隠してしまうため気になる方も少なくありません。脂肪吸引は、ダイエットでは顔痩せするのが難しく、なかなか痩せられないとお悩みの方におすすめです。

顎下の脂肪吸引で得られる効果
顎下の脂肪吸引は、小顔効果が期待できます。余分な脂肪を取り除くとフェイスラインがすっきりし、顔が小さくなったような印象を与えられます。
さらに、顎下のもたつきが改善されるため、顎下の余白をなくし、顎首を長くすっきりと見せる効果も得られます。首の太さでお悩みの方におすすめです。
ほかにも、脂肪を取り除くことで、脂肪の重みによってできていたたるみやしわが緩和されやすくなるため、若々しい印象に近づけられる点もメリットです。
顎下の脂肪吸引の施術の流れ

施術前にまずは麻酔をし、麻酔がしっかりと効いたのを確認できたら、耳の後ろや顎下を数ミリ切開します。その後吸引する部分にチュメセント麻酔(局所麻酔・生理食塩水)を注入します。そして、カニューレという吸引管を使い、脂肪細胞を直接吸引していくのが施術の流れです。
吸引する範囲やデザインは、患者様のお悩みやご希望の仕上がりによって異なります。取りムラや凹凸にならないように丁寧に吸引していきます。
また、切開口にはスキンポートという、傷跡を保護するための器具を付けます。これにより、摩擦による皮膚の挫滅(ざめつ:外力により組織が押し潰されて破壊されること)や色素沈着、カニューレを移動する際の傷跡の広がりをできる限り抑えることが可能です。
なお、切開する箇所は他人から見えにくいところを選ぶため、傷跡が目立ちにくい点も施術の受けやすさのポイントです。
顎下の脂肪吸引後に起こる主なダウンタイムの症状

顎下の脂肪吸引後には、痛みや内出血、腫れやむくみ、皮膚の硬さやつっぱり感、傷跡のダウンタイム症状が出ます。ここでは、主なダウンタイム症状について詳しく解説します。
痛み
顎下の脂肪吸引後には、痛みを感じるケースがあります。麻酔がきれてくる当日の夜から少しずつ痛みを感じる方がいらっしゃいます。ただし、痛みが出た場合でも、痛み止めで緩和することが可能です。日常生活に支障が出ることはほとんどありませんので、ご安心ください。
内出血
ダウンタイムの症状として内出血が出ます。顎下は顔の他の部分と比較して範囲が広いためやや内出血は多めにでます。ただ顔の下のため比較的目立ちにくいです。マスクでも隠せますし、冬であればマフラー等でも隠せます。
腫れ・むくみ
腫れやむくみもダウンタイムの症状の一つです。腫れやむくみは、施中直後から装着している圧迫固定で緩和できます。ダウンタイムを抑えるために、医師の指示にしたがってフェイスバンドをしっかりと装着しましょう。
拘縮(皮膚の硬さやつっぱり感)
拘縮(こうしゅく)という、皮膚の硬さやつっぱり感もダウンタイム症状として挙げられます。拘縮は施術から2週間ほど経つ頃に、皮膚が引き締まって硬くなる症状です。
脂肪を吸引する際にできた皮下の空洞が周りの組織とくっつき、回復していく過程で起こる症状です。施術3週間後〜1ヶ月ほどでピークを迎え、その後2ヶ月〜半年ほどを目安にもとに戻るとされています。
傷跡
脂肪吸引後は、耳の後ろや顎下に傷跡ができます。ただし、他人から見えにくい箇所なので、傷跡は目立ちにくいです。また、コンシーラーで隠せるくらいの大きさなので、傷跡が目立たないか心配な方もご安心ください。また当院ではマイクロカニューレ(オプション)を使用することで、傷跡は針穴のみにすることも可能です。
顎下の脂肪吸引のダウンタイムの経過

顎下のダウンタイムでは腫れや痛み、むくみ、内出血の症状が現れ、完全な完成までの目安は3〜6ヶ月ほどです。ここでは、顎下の脂肪吸引の一般的なダウンタイムの経過について詳しく解説します。
施術直後
施術直後は、腫れや痛み、むくみ、内出血の症状が出ます。
痛みは筋肉痛のような程度と言われていて、痛み止めでコントロールできます。
3日後
施術2〜3日後に腫れや痛み、むくみ、内出血がピークを迎えるケースが多いです。
1週間後
施術4〜7日後には腫れや痛みは徐々に落ち着いていきますが、むくみや内出血はまだ残っている方が多いです。むくみや内出血が目立たなくなるまでには、もう少し時間が必要です。
1ヶ月後
施術から2週間ほどで腫れやむくみ、内出血はほとんどなくなり、いつも通りの見た目に近い状態になります。ただし、拘縮(こうしゅく)による皮膚の硬さやつっぱり感は、まだ残っている方が多いです。
3〜6ヶ月後
施術3〜6ヶ月後には拘縮がほとんど気にならなくなり、フェイスラインもすっきりとし、きれいな仕上がりになります。
顎下の脂肪吸引のダウンタイムを短くするための過ごし方

顎下の脂肪吸引のダウンタイムをできるだけ短くするための過ごし方のポイントは、以下の5つです。
- 主治医の指示に従う
- フェイスバンドを着用する
- 頭を高くして眠る
- 塩分の多い食事や辛い食事の摂取を控える
- 飲酒や喫煙は控える
ダウンタイムを短くするための過ごし方について、詳しく解説します。
主治医の指示に従う
ダウンタイムを短くするためには、基本的に主治医の指示に従うことが大前提です。
例えば、フェイスバンドの装着時間やシャワー開始のタイミング、マッサージなど、
注意事項やケア方法を守ることが、ダウンタイムを短くするための鍵となります。
フェイスバンドを着用する
脂肪吸引後はフェイスバンドで圧迫固定することで、仕上がり維持とダウンタイムの短縮が期待できます。当院では、施術後から24時間の着用をお願いしています。
ただし、2日目以降はお仕事に行かれる方も多いため、就寝時や自宅にいる時間など調整しながら続けてください。
施術から1週間ほどは圧迫固定を続け、ダウンタイムを軽減させましょう。
頭を高くして眠る
就寝時に頭を高くして眠るのも、ダウンタイムを短くする方法のひとつです。腫れやむくみは、患部に血液が集まると悪化する可能性があります。
ダウンタイム中は、いつもよりも高さのある枕を使用し、施術部位を心臓よりも上に保つようにしましょう。
塩分の多い食事や辛い食事の摂取を控える
ダウンタイム中は、塩分の多い食事や辛い食事の摂取を控えるようにしてください。ラーメンや漬物など塩分の多い食事は、体内の水分バランスを崩し、むくみの原因となります。
一方、唐辛子や香辛料など辛い食べ物は、血流を促進する作用があり、腫れや内出血を悪化させるリスクがあります。
そのため、ダウンタイム中は塩分過多な食事や辛い食事を避け、バランスのよい食生活を心がけましょう。
飲酒や喫煙は控える
ダウンタイム中は飲酒や喫煙を控えることも大切です。飲酒は血行促進によって腫れが悪化したり、むくみを発生させて腫れの改善を悪くします。逆に、喫煙はタバコに含まれるニコチンの作用で血流を悪くして、組織の修復を邪魔してしまいます。
ダウンタイムを長引かせないためにも、ダウンタイム中は飲酒や喫煙を控えましょう。
当院の顎下の脂肪吸引の種類|特徴とダウンタイム

当院の顎下の脂肪吸引では、「マイクロカニューレ」と「LSSA(エルサ)」という2種類の機器があります。ここでは、それぞれの特徴とダウンタイムについて詳しく解説します。

マイクロカニューレ
当院では、通常のカニューレよりも細い、マイクロカニューレという管を使用することが可能です。マイクロカニューレは、メスを使うことなく針穴からアプローチできるため、傷跡ができません。また先が細いため組織の挫滅(ざめつ)も少なく、ダウンタイムが軽減できるのが特徴です。挫滅とは、外部からの強い衝撃や圧迫により、体内の組織が押し潰されて破壊されてしまう状態です。
また、マイクロカニューレを使うと切開不要で、縫合する必要がありません。抜糸のための通院も不要になるため、患者様の負担を減らせる点もメリットです。
LSSA(エルサ)

引用:HAJU MEDICAL
LSSA(エルサ)とは、超音波を使い、脂肪を柔らかく効率的に分解できる脂肪分解機器です。部位別に特化した管を使い、細かい振動で脂肪を分解していきます。
LSSAは超音波によって脂肪のみを分解して血管や周辺組織へのダメージを最小限に抑えられるため、ダウンタイム短縮につながる点がメリットです。また分解された脂肪を吸引するため、吸引時間の短縮によって、ダウンタイムの軽減とともに合併症を最小限に抑えられます。
LSSAと従来のベイザー脂肪吸引は、超音波を出す管の太さや、超音波の出方、傷口の保護方法に違いがあります。どちらによる施術が最適かは、お悩みと合わせて医師へ相談してみましょう。
当院の顎下の脂肪吸引の症例を紹介

ここからは実際に、顎下の脂肪吸引ですっきりとしたフェイスラインに変化した患者様の症例写真をご紹介します。
case01.顎下脂肪吸引+ネックリフトの症例

| 施術内容 | ・顎下脂肪吸引 ・アンカーDX2本 |
| 施術料金 | ・顎下脂肪吸引 ¥248,000 ・アンカーDX2本 ¥166,400 |
| 副作用・リスク | 腫れ、内出血、突っ張り感、痛み、引きつれ、針穴程度の傷跡、感染、アレルギー反応、血流障害、知覚鈍麻等 |
| 完成目安 | 6カ月 |
こちらの患者様は、「顎下の脂肪吸引」と「ネックリフト」を組み合わせてこのような変化を得られました。
施術前後を比べると、フェイスラインのもたつきが改善され、顔と首の境界線がはっきりしたのがわかります。耳の下から顎下にかけてのフェイスラインがくっきりし、首が細く長く見えるようになったのも大きな変化です。
顔全体がすっきりとし、洗練された印象になりました。
なお、脂肪吸引だけでもしっかりと引き締め効果は期待できますが、頬全体をさらに引き締めたい方やほうれい線の改善も目指したい方は、組み合わせての施術がおすすめです。
case02.小顔の脂肪吸引+脂肪注入+バッカルファット除去+アンカーDX+エモスレッド+ボトックスアラガンの症例

| 施術内容 | 顎下脂肪吸引 |
| 施術料金 | 定価249,800円 モニター198,000円 |
| 副作用・リスク | 腫れ、内出血、神経障害、ぼこつき、つっぱり感、傷跡 |
| 完成目安 | 3~6カ月 |
こちらの患者様は顎下脂肪吸引で、小顔に近づけた症例です。
施術後は首と顔の境界線がくっきりと出るようになりました。輪郭がはっきりして小顔に見えるだけではなく、首も長く見えるようになっています。
当院では、患者様のお悩みやご希望に合わせ、本当に必要な効果的な施術のみをご提案しております。どの施術を受けたらいいか迷っている方も、まずはお気軽にご相談ください。
顎下の脂肪吸引のダウンタイムが不安な方から当院が選ばれる理由

EMMO FACE CLINICは、顎下の脂肪吸引の施術経験や実績が豊富な医師が在籍していて、ダウンタイムを抑えた施術ができるクリニックです。患者様1人ひとりのお悩みやご希望に最適な施術をご提案し、納得いただいたうえで施術を行っています。
より高い満足度を目指し、EMMO FACE CLINICでは以下の3つにこだわって施術を行っています。
- 個々の患者様のご要望や状態に合わせて最適な施術をご提案
- 顎下の脂肪吸引の施術経験や実績が豊富な医師が在籍
- 施術後の不安に寄り添った丁寧なアフターケア
順番に詳しくご紹介します。
個々の患者様のご要望や状態に合わせて最適な施術をご提案
当院では、患者様1人ひとりのお悩みやご希望を丁寧にお伺いしたうえで、患者様にとって本当に必要な施術のみをご提案いたします。
そのため、不要な施術まで勧められてしまわないか心配な方もご安心ください。ご提案内容にご納得いただいた方にのみ、施術を行っています。
顎下の脂肪吸引の施術経験や実績が豊富な医師が在籍
EMMO FACE CLINICには、顎下の脂肪吸引の豊富な施術経験と実績をもつ医師が在籍しています。脂肪吸引は、吸引箇所や吸引量によって仕上がりが大きく変わるため、医師の技術力やデザイン力が重要です。
施術経験が豊富な医師であれば、組織を傷つけない工夫ができるため、ダウンタイムを最小限に抑えられる点も大きなメリットです。
施術後の不安に寄り添った丁寧なアフターケア
当院では、患者様が安心して施術を受けられるよう、施術後のアフターケアにも力を入れています。
腫れやむくみ、内出血などのダウンタイムをできる限り抑えられるよう、最大限の努力をすることをお約束します。万が一、トラブルが起きた際も責任をもって対応させていただきます。ご不安なことがあればいつでもご相談ください。
顎下の脂肪吸引のダウンタイムが気になる方は当院へご相談を

顎下の脂肪吸引では、痛みや内出血、腫れやむくみなどのダウンタイム症状が現れるケースがあります。ただし、ダウンタイムの症状は数日程度で落ち着き、1ヶ月ほどで施術効果を実感できるケースがほとんどです。完全な仕上がりまでは3〜6ヶ月を目安としてください。
EMMO FACE CLINICには、顎下の脂肪吸引の豊富な経験と実績を持つ医師が在籍しています。
患者様の負担を減らすために、施術時1つひとつ丁寧な操作を行い、組織への負担を最小限に抑え、ダウンタイムを抑える工夫をしています。顎下をすっきりさせたい方は、まずはお気軽にご相談ください。
横須賀市立市民病院(初期研修医)入職
横浜市立大学附属病院(たすきがけ)
さいたま市立病院(外科専門医プログラム) 入職
JCHO 埼玉 メディカルセンター(1年間出向)
湘南美容クリニック(秋葉原院) 入職
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