顔の脂肪注入は定着しない?定着率を上げる方法を徹底解説

「顔の脂肪注入を考えているけれど、しっかり定着してくれるか不安」、「定着率を高める方法はあるの?」とお悩みではないでしょうか。
脂肪の性質上、動きが多い顔は脂肪注入が定着しにくい部位と言われているため、脂肪注入を受けるか迷っている方も多いでしょう。
本記事では、顔の脂肪注入の名医であるEMMO FACE CLINIC統括院長「廣松 直樹」医師が、脂肪の定着率の目安や定着しにくい理由を解説します。
当院が定着率を高めるために行っている工夫についても解説しておりますので、顔の脂肪注入を検討している方はぜひ参考にしてください。
当院の顔の脂肪注入の症例
当院が定着率にこだわった顔の脂肪注入の症例をご紹介します。
頬コケの症例
頬のコケが目立つ部分に脂肪を注入し、頬にふっくらとしたボリュームを持たせた症例です。


額・こめかみの症例
額とこめかみのくぼみに脂肪を注入し、自然な丸みを持たせた症例です。額からこめかみにかけてのラインがなめらかになっています。


全顔脂肪移植の症例
頬コケやほうれい線、額・こめかみ・目の下など、顔全体のバランスを考慮して複数の部位に脂肪を注入した症例です。


当院では、脂肪の定着率を高めるため、脂肪の採取・加工から注入方法、併用施術まで工夫しています。具体的な方法については、記事の後半で詳しく解説します。
顔の脂肪注入は定着しない?定着率の目安と定着しにくい理由

脂肪注入をする際、中には「注入した分だけ脂肪が残る」と考えている患者様もいらっしゃいます。
しかし、顔の脂肪注入では、注入した脂肪がすべて定着するわけではありません。一般的には、注入した脂肪のうち3〜5割程度が定着せず体内に吸収されます。
注入した脂肪の一部が体内に吸収される主な理由は3つです。
- 顔の脂肪注入はすべての脂肪が定着するわけではない
- 脂肪は酸素や栄養が届かないと定着しない
- 顔は頻繁に動かすので定着率が下がりやすい
顔の脂肪注入はすべての脂肪が定着するわけではない
脂肪注入における「定着」とは、注入した脂肪がその部位に残り、自身の組織の一部となることです。
ただし、すべての脂肪が定着するわけではありません。定着しなかった脂肪は時間とともに体内へ吸収されるため、施術直後のボリュームがそのまま残るわけではないのです。
最終的にどのくらいの脂肪が残るかは、体質や注入部位だけでなく、注入する脂肪の状態や施術方法によっても異なります。
脂肪は酸素や栄養が届かないと定着しない
注入された脂肪は、血管を通じて酸素や栄養が供給されないと、身体の組織へ定着できません。脂肪も身体の組織の一つであり、酸素や栄養が届かなければ生き残れないためです。
注入後は、新しい血管が周囲の組織から脂肪に向かって伸びていきますが、すべての脂肪に血管が届くわけではありません。特に、一度に多くの脂肪を注入すると、中心部分まで酸素や栄養が届かず、脂肪が壊死することがあります。
壊死した脂肪は体内に吸収されるため、注入した脂肪がすべて定着するわけではありません。酸素や栄養が十分に届いた脂肪だけが定着していきます。
顔は頻繁に動くため定着率が下がりやすい
顔は日常動作において、会話や食事などで頻繁に動きがある部位です。脂肪はエネルギーとして使われやすいため、動きの多い部位ほど消費されやすく、定着率が下がる傾向にあります。
個人差はありますが、特にほうれい線あたりは動きが多いため、顔の中でも比較的脂肪の定着率が低い部位の一つです。
さらに移植した脂肪は安定しておらず、もともとある脂肪よりもエネルギーとして優先して消費されやすいため、定着しにくい傾向があります。
定着率が不安な場合は、ボトックス注射や高濃度PRPを併用する方法もあります。
- 【ボトックス】筋肉の動きを抑えることで、注入部位への負担を軽減
- 【高濃度PRP】血管の生成を促し、脂肪に酸素や栄養が届きやすい環境を整える
当院では、患者様の状態や希望に合わせて、施術方法をご案内しておりますので、どちらを併用するか迷った際はお気軽にご相談ください。
顔の脂肪注入の定着率がクリニックによって異なる理由

組織の状態や運動量だけではなく、クリニックによって定着率が異なる場合もあります。医師の技術やデザイン、術式などによって定着率が変わるため、脂肪注入を受ける際はクリニック選びが重要となります。
クリニックによって定着率に差が出る主な理由は、以下の3つです。
- 注入する脂肪に不純物が含まれている
- 一度に脂肪を大量注入している
- 注入箇所に十分なスペースがない
注入する脂肪に不純物が含まれている
脂肪に不純物が含まれているまま注入すると、すでに弱っている老化細胞や死んでしまった細胞なども一緒に注入されるため、定着せずに体内へ吸収されてしまいます。
老化細胞や死細胞は、健康な脂肪細胞のように注入後も生き残ることが難しく、脂肪として定着しません。不純物が多いほど実際に定着できる脂肪細胞の割合が少なくなるため、期待したボリュームが残りにくくなるのです。
このようなリスクを回避するためには、「より質が良い細胞を注入する」必要があります。
一度に脂肪を大量注入している

一度に脂肪を大量注入すると、脂肪の中心部まで血管の生成が追いつかず、数日で壊死する可能性があります。
「脂肪は酸素や栄養が届かないと定着しない」でもお伝えした通り、注入した脂肪の外側から血管の生成が始まるため、一度に大量注入すると中心部まで血管が通りません。
リスクを回避する方法としては、「少量ずつ複数箇所に注入する」方法が有効です。注入量と注入箇所を調整すると、脂肪細胞に毛細血管が伸びるため、脂肪全体に酸素や栄養が行き渡りやすくなります。
注入箇所に十分なスペースがない
注入箇所に十分なスペースがないと、密集した脂肪細胞に栄養がうまく行き渡らず、細胞が壊死するため、定着率が低くなります。
結果として大量注入と同じ状態になるため、一か所に集中した脂肪は中心部分から壊死します。
また、皮膚が伸びにくく狭い部位に注入する場合も、脂肪や皮膚に負荷がかかり定着率を下げる原因となるでしょう。
医師と相談し、十分な注入スペースがあるかを事前に確認し、脂肪が定着しないリスクを回避しましょう。
脂肪注入の定着率にこだわった当院の特徴
EMMO FACE CLINICでは、脂肪の定着率を高めるため、脂肪の質だけでなく、注入する量・深さ・注入方法にもこだわっています。
さらに、注入部位に適した脂肪の使い分けや、ボトックス・高濃度PRPの併用など、脂肪をできるだけ定着させるための工夫を取り入れているのも特徴です。
顔の脂肪注入に精通した「廣松 直樹」医師をはじめ経験豊富な医師が多数在籍

EMMO FACE CLINICには、顔の脂肪注入を得意とする統括院長「廣松 直樹」医師をはじめ、脂肪注入の経験が豊富な医師が多数在籍しています。
脂肪の定着率まで見据え、採取・精製・注入まで一つひとつの工程にこだわって施術を行っています。顔全体のバランスや脂肪の状態を見極めながら、必要な層へ少量ずつ丁寧に注入しているのが特徴です。
なお、廣松医師の脂肪注入に対するこだわりや実際の症例については、以下の記事で詳しく紹介しています。

注入部位に適した脂肪加工で自然な仕上がりを追求

当院では、採取した脂肪から麻酔液や老化細胞、死活細胞などを取り除いた「コンデンスリッチファット」を使用しています。
老化細胞や死活細胞などを取り除くことで、健康な脂肪細胞の割合を高めます。状態の良い脂肪細胞を中心に注入できるため、従来の脂肪注入よりも高い定着率が期待できるのが特徴です。

目元など皮膚が薄い部位には、コンデンスリッチファットをさらに細かくした「マイクロナノファット」を使用します。脂肪を細かくすることで、しこりが目立ちやすい皮膚の浅い層にも注入でき、より繊細な調整が可能になります。
状態の良い脂肪細胞を使用し、注入部位に適した大きさに調整することで、脂肪の定着率を高めながら自然な仕上がりを目指しています。
少量ずつ適切な層へ注入して定着率としこりのリスクに配慮
施術では、注入する部位や皮膚の状態を見極めながら、脂肪を入れる量や深さを細かく調整し、適切な層へ少量ずつ注入しています。一か所に脂肪が集中しないよう細かく分けて注入することで、脂肪に酸素や栄養が届きやすい状態をつくります。
脂肪の定着率だけでなく、壊死によるしこりのリスクにも配慮しながら、一人ひとりの状態に合わせて注入方法を調整しているのが当院の特徴です。
動きの多い部位にはボトックスを併用して筋肉の動きを抑える
当院では、脂肪注入とボトックスを併用し、注入した脂肪の定着を促す方法も提案しています。
ボトックスは、筋肉を動かす「アセチルコリン」という神経伝達物質に直接作用し、筋肉の働きを抑える効果が期待できる施術です。注入部位の筋肉の動きを抑えることで脂肪も動きにくくなるため、脂肪の定着が期待できます。
特に頬コケなど口元に近い部位には、皮膚の浅い層へ注入する「マイクロボトックス」を使用します。筋肉の動きを必要以上に制限しないよう配慮しながら、注入した脂肪が安定しやすいよう施術を行っているのも、当院のこだわりの一つです。
高濃度PRPで血管の生成を促して定着しやすい状態に整える

当院では、脂肪への栄養供給にも着目し、患者様の状態に応じて高濃度PRPを併用しています。
高濃度PRPは、患者様自身の血液から採取した血小板を脂肪と混ぜて注入する施術です。血小板の働きによって血管の生成を促し、注入した脂肪に酸素や栄養が届きやすい環境を整えることで、脂肪の定着をサポートします。
脂肪の定着をより重視したい場合には、高濃度PRPの併用も選択肢の一つです。
顔の脂肪注入後に定着率を上げるために患者様ができること
脂肪注入後は、注入した脂肪が定着するまでの間に刺激や栄養不足などの影響を受ける可能性があるため、術後の過ごし方にも注意が必要です。
ダウンタイム中に避けるべき具体的な行動と注意点
脂肪の定着に影響する可能性があるため、以下の行為は1週間程度控えるようにしましょう。
- 飲酒・喫煙
- 激しい運動
- 長時間の入浴・サウナ
- 注入部位のマッサージ
- 美顔器の使用
飲酒や激しい運動、長時間の入浴・サウナは血流に影響し、腫れやむくみを招くことで脂肪の定着を妨げるおそれがあります。喫煙は血流を悪化させ、注入した脂肪に酸素や栄養が届きにくくなるため、定着率に影響する要因の一つです。
また、注入部位のマッサージや美顔器の使用は、脂肪に刺激を与えることにつながります。特に脂肪を注入した部位は強く触ったり押したりせず、できるだけ刺激を避けて過ごしましょう。
脂肪の定着を助ける食事と栄養のポイント
脂肪の定着に必要な栄養を補うため、バランスの取れた食事を心がけましょう。特に、細胞の修復や血管の生成に関わるタンパク質・ビタミンC・ビタミンE・ミネラル・亜鉛などを意識して摂ることが大切です。
| 栄養素 | 食材 |
| タンパク質 | 肉・魚・卵・大豆製品 |
| ビタミンC | キウイ・いちご・ピーマン・ブロッコリー |
| ビタミンE | アーモンド・アボカド・かぼちゃ |
| ミネラル | 海藻・魚介類・乳製品 |
| 亜鉛 | 牡蠣・牛肉・卵・チーズ |
特定の食材に偏るのではなく、これらの食材を毎日の食事にバランス良く取り入れ、脂肪の定着に必要な栄養が不足しないようにしましょう。
長期的な効果を維持するためのセルフケア
脂肪が定着した後も、長期的な効果を保つためには、体重を大きく変動させないようにしましょう。定着した脂肪も体重の増減に伴って大きさが変化するため、急激なダイエットや体重増加によって仕上がりが変わる可能性もあります。
また、紫外線による肌の老化を防ぐため、日焼け止めなどの紫外線対策を習慣にすることもおすすめです。バランスの取れた食事や十分な睡眠など、規則正しい生活を続けていきましょう。
失敗しないクリニック・医師選びのポイント

顔の脂肪注入を受けるクリニックや医師を選ぶ際は、以下のポイントを確認しましょう。
- 顔の脂肪注入の症例数や実績を確認する
- 医師の経歴や専門分野を確認する
- 症例写真から仕上がりの傾向を見る
- カウンセリング時の対応や説明の丁寧さを見る
- 施術のリスクや副作用について十分な説明がある
- 術後の診察やトラブル時のアフターケア体制が整っている
顔の脂肪注入は、医師によって注入する脂肪の量や深さ、デザインなどが異なります。症例数や実績だけで判断せず、自分の希望する仕上がりに近い症例があるか、施術のリスクまで丁寧に説明してくれるかなども確認したうえで、信頼できる医師を選びましょう。
顔の脂肪注入の定着率に関するよくある質問
顔の脂肪注入の定着率や再注入、ダウンタイムなどについて、患者様からよくいただく質問に回答します。
脂肪注入の定着率はどのくらいですか?
一般的な脂肪注入の定着率は40〜60%程度とされています。当院で採用している「コンデンスリッチファット」では、50〜70%程度の定着率が期待できます。
ただし、実際の定着率は患者様の体質や注入部位などによって異なるため、ご不明な点は医師までご相談ください。
もし脂肪が定着しなかった場合、再注入は可能ですか?
脂肪が十分に定着しなかった場合は再注入が可能です。最初の施術から数ヶ月程度空け、注入部位の状態が安定してから再施術を検討するのが一般的です。
再注入の時期や注入量は状態によって異なるため、診察のうえで患者様に適した施術をご提案します。
脂肪注入後にしこりができることはありますか?
脂肪注入後にしこりができる可能性はゼロではありません。
注入された脂肪が塊になって壊死したり、石灰化したりすることで起こります。このリスクを低減するためには、不純物の少ない良質な脂肪を使用し、少量ずつ多層に分けて均一に注入する医師の技術が欠かせません。
当院では、老化細胞や死活細胞などを取り除いた「コンデンスリッチファット」を使用し、注入部位や皮膚の状態に合わせて少量ずつ丁寧に注入することで、しこりのリスクを極力抑えています。
ダウンタイムはどのくらい続きますか?注意点も教えてください。
顔の脂肪注入のダウンタイムには個人差があるものの、腫れや内出血などは1〜2週間程度が目安です。その後1ヶ月かけてむくみが落ち着き、術後3~6ヶ月程度で完成に近づきます。
ダウンタイム中は、注入部位を強く押したり刺激したりせず、飲酒や激しい運動、長時間の入浴・サウナなどは控えましょう。血流の変化や注入部位への刺激によって、腫れやむくみが強くなったり、脂肪の定着に影響したりする可能性があるためです。
ダウンタイムの経過には個人差があるため、具体的な過ごし方や注意点は医師の指示に従ってください。
施術中の痛みや麻酔について教えてください
施術中は麻酔が効いているため、強い痛みを感じることは基本的にありません。当院では局所麻酔のほか、必要に応じて静脈麻酔にも対応しています。
また、麻酔科標榜医である統括院長「廣松 直樹」医師の知識や経験を活かし、針やカニューレの角度・深さ、注入量なども調整しながら、可能な限り痛みや身体への負担に配慮して施術を行っています。
痛みに不安がある方は、カウンセリング時にお気軽にご相談ください。
顔の脂肪注入はEMMO FACE CLINICへお任せください

EMMO FACE CLINICでは、脂肪の定着率と自然な仕上がりにこだわった顔の脂肪注入を行っています。
当院では、状態の良い脂肪細胞を使用する「コンデンスリッチファット」を採用し、注入する部位や皮膚の状態に合わせて、脂肪の量や深さを細かく調整しています。また、必要に応じてボトックスや高濃度PRPを併用するなど、注入した脂肪が定着しやすいよう施術方法を工夫しているのも特徴です。
顔の脂肪注入に精通した統括院長「廣松 直樹」医師をはじめ、経験豊富な医師が一人ひとりの顔立ちやお悩みに合わせて施術をご提案します。
大宮・東京・大阪で顔の脂肪注入を検討している方は、EMMO FACE CLINICへお気軽にご相談ください。
参考文献
1.脂肪注入と高濃度PRPの併用について
Modarressi A. Platlet Rich Plasma (PRP) Improves Fat Grafting Outcomes. World J Plast Surg. 2013
ドイツマーブルグ大学医学部内科外科 留学
北里大学医学部卒 町田市民病院初期研修医
町田市民病院麻酔科
湘南美容クリニック 新橋銀座口院
X CLINIC 大阪院 院長
EMMO FACE CLINIC 開院
EMMO FACE CLINIC 統括院長就任
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